私の知人が塾の講師をしており、中学2年生の生徒からこんな声をよく聞くそうです。
「忙しい毎日の中、わずか10分でもできる自習方法が知りたい。限られた時間で学習効果を得るための自習の選び方について教えてほしい。」
本記事では、そんな悩みを一緒に解決していきたいと思います!
私自身も、家族や親戚の子どもたちが学習に苦戦しているのをよく見ており、さまざまな自習法を調査してきました。
今回は、中学2年生に最適で、10分間で効率的に学べる自習法を教科別に24個、体験談を交えて紹介します。
10分でできる!中2に最適な自学24選
興味があるものは、読みながらメモを取ってみてください!
国語
まずは国語の学習から始めましょう。
漢字の練習
新しく習う漢字や、テストで間違えた漢字を練習しましょう。
ただ漢字を書くだけでなく、その漢字を使った文章を作ることや、間違いやすい点をまとめることも重要です。
教科書の活用
教科書に載っている文章を写し取り、気に入った表現を見つけることや、登場人物の心理を自分なりに分析するのも良い学習法です。
詩の創作
感じた感情や思ったことを詩にしてみましょう。
詩に合わせて描くイラストも魅力を加えます。
俳句の作成
体験したことを俳句で表現しましょう。
季節に関連する季語を調べると良いでしょう。
ことわざ・故事成語の研究
「二兎を追う者は一兎をも得ず」など、故事成語の意味や背景を探りましょう。
ことわざや故事成語は学習素材として豊富に活用できます。
英語
英語単語の整理
新しく習った単語やテストで間違えた英語単語を集めて練習しましょう。
単語の意味を整理し、その単語を使った文を作るのも効果的です。
教科書文の写し取り
教科書の文章をノートに写し取りましょう。
動詞をハイライトする、理解しにくい部分に注釈を加えることで理解が深まります。
オリジナル英文の作成
学んだ単語を使って英文を作ってみましょう。
会話形式の文が初めての試みには向いています。
わからない単語は辞書で調べましょう。
英語への翻訳
日本語の文章を英語に翻訳してみましょう。
始めるには、簡単な日本語の絵本などが適しています。
数学
解説が必要な問題の再検討
授業で理解できなかった問題を集め、解法や関連する公式を整理しましょう。
似たような問題を解いて答えを確認することが重要です。
図形の作図トレーニング
複雑な図形の作図手順をマスターするために、丁寧に練習し、正確に描けるよう努めましょう。
演習問題への挑戦
苦手な分野の演習問題を繰り返し解くことで、克服しましょう。
すべての問題を終えた後は、解答と比較して確認してください。
グラフ描画のスキルアップ
教科書に掲載された方程式を用いてグラフの描画練習をしましょう。
独自に問題を設定してグラフを作成することも有効です。
公式の確認と整理
授業で扱った公式をまとめ、それらを復習しましょう。
忘れがちな公式や苦手な公式には、特に注意を払い、問題を解くことで理解を深めましょう。
理科
理科の公式復習
理科の試験に頻出する計算問題に対応するため、重要な公式を整理し、継続して復習しましょう。
一問一答形式での練習
自作した問題や教材に基づく一問一答形式の問題をノートに記録し、解答しましょう。
解答後は必ず答え合わせをして、理解を確かめましょう。
教科書の内容をただ写すのではなく、図表や自分で作成した要約を用いて内容を整理しましょう。
授業内容の整理と要約
教科書の内容をただ写すのではなく、図表や自分で作成した要約を用いて内容を整理しましょう。
動植物の観察記録
家で育てている植物やペットの観察を行い、その特徴や変化をスケッチと共に記録しましょう。
定期的な観察により、生物の成長プロセスを理解できます。
自然観察
月や雲の変化を注意深く観察し、その特徴や周期を記録しましょう。
自然の周期を理解することで、科学的な視点を育てることができます。
社会
時事問題の分析
テレビや新聞で取り上げられた時事問題を深く調べ、自分の言葉で要約してみましょう。
記事のクリッピングを集め、ファイルにまとめることも役立ちます。
歴史人物の研究
特定の歴史人物を選んで、その人物の生涯や功績について詳細に調査しましょう。
意外なエピソードを見つけ出すことで、歴史の理解が深まります。似顔絵を描くことで記憶にも残りやすくなります。
授業内容の整理と要約
教科書の内容をそのままコピーするのではなく、関連するデータや人物を加えて、自分にとってわかりやすいノートを作成しましょう
年表の作成
重要な歴史的事件や人物を年表にまとめて視覚的に整理しましょう。
人物のイラストを追加することで、より覚えやすくなります。
一問一答式の自習
自分で作成した問題や教材からの一問一答形式の問題を解き、その都度、答え合わせをしてみましょう。
これにより理解度を確認し、学習効果を高めることができます。
中学2年生におすすめの10分間自習法とその選び方
毎日の自習で何をすべきか迷うことがあるかもしれません。
常にいくつかの自習案を用意しておき、何も思いつかない時は予め決めた内容で自習を進めると良いでしょう。
自習は提出物としての役割も担うため、この点には注意が必要です。
中学2年生の成績は将来の進路に影響を与えることがあります。
書き物を丁寧にし、マーカーでキーポイントを強調することで、見た目が良くなり、学習効果も増します。
息子の漢字学習法【体験談】
息子は限られた自習時間の中でも漢字学習に熱心でした。彼は習い事と勉強のバランスを取りつつ、漢字を効率よく学んでいました。
新しい漢字を書いた後、その漢字を使用した例文を作り、さらに小さなイラストを加えるという方法を取っていました。
彼は、テキストだけでなく視覚的要素を組み合わせることで記憶に残りやすくなると言っています。
この方法から影響を受けて、私も資格試験の勉強にイラストを取り入れるようになりました。
話が少し逸れましたが、特に以下の点で漢字練習をおすすめします。
・新出の漢字
・テストで間違えた漢字
これらをテーマにすることで、自習のネタに困ることが少なくなります。
漢字、例文、イラストを組み合わせることで、記憶に残りやすくなり、10分間の漢字練習が充実したものになります。
まとめ
この記事では、中学2年生に向けて、10分間でできる自習のアイデアを科目ごとに24個紹介しました。
自分に合った自習方法を見つけ、効果的に学習を進めることが大切です。