小学生や中学生をお持ちの保護者の皆様、PTA役員を務めることは、皆さんにとって一度は訪れる経験かもしれませんね。
学校生活の中で、お子様がいるということは、ほぼ間違いなくPTA役員の仕事を経験することになります。
その中で、広報誌への挨拶文を通じて、新たな役職に就いた際の意気込みを共有する機会もあるでしょう。
ただ、どのように書けば良いか迷うこともしばしば。
ここでは、私の経験から、広報誌での挨拶文作成のコツをお伝えします。
PTA役員の広報誌挨拶文作成のポイント
他と差をつける印象深い挨拶文を目指しつつ、挨拶文の基本的な要素を忘れずに含めることが大切です。
始めに、簡単な自己紹介からスタートし、続いてその年に達成したい目標や意志をはっきりと、しかし簡潔に伝えます。
最後には、教員や他の保護者への感謝の気持ちと協力のお願いを忘れずに。
PTA役員は多くのメンバーで構成されるため、文章は短めにして明確にすることが肝心です。
広報誌用PTA役員挨拶文の簡単な作成法
広報誌に掲載する挨拶文作成には、覚えやすいパターンがあります。
①序文での挨拶 ②簡潔な自己紹介 ③目標や志 ④締めの言葉
これらのステップを踏むことで、効果的かつ印象に残る挨拶文を作成することができます。
これらの要素を短文にまとめるのは難しく感じるかもしれませんが、一度コツを掴めば難なくこなせるようになります。
PTA役員の広報誌挨拶文4選
広報誌に挨拶文を載せる主なタイミングは、新年度のスタートと年度の終わりです。
最初の広報誌は、一般的に6月や7月に配布され、自己紹介やその年の目標、抱負を共有する良い機会となります。
年度末には、過ごした一年間に対する感謝の気持ちを表します。
以下で、挨拶文の具体例を紹介します。
新学期のPTA会長挨拶例文【1】
いつもPTA活動への温かい理解と支援に感謝しています。
このたびPTA会長を務めることになった〇〇です。
初めての役割であり、慣れないことも多いですが、精一杯努力いたします。
PTAの活動は、先生方、保護者の方々、地域の皆様と一丸となって子どもたちの成長を支えるものです。
保護者の皆様の貴重な意見を聞き、先生方と協力して、子どもたちが健康で安全に、そして笑顔で過ごせる環境を整えていきます。
お忙しい中、今後ともご支援とご協力をお願い申し上げます。
新学期のPTA会長挨拶例文【2】
PTA活動へのご協力にいつも感謝しております。
今年度PTA会長を務めさせていただく〇〇です。
「好きこそものの上手なれ」という言葉を信じ、子どもたちの興味や才能を伸ばし、苦手を克服できるよう様々な活動を企画していきます。
保護者の皆様の声に耳を傾け、先生方との協力のもと、子どもたちが安心して楽しく過ごせる環境づくりに努めます。
忙しい中ですが、引き続きのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
学年末のPTA会長挨拶例文【3】
いつもPTA活動に対するご支援とご理解に心から感謝申し上げます。
PTA会長としての1年間の任期が終わろうとしています。
会長に就任した当初、その重責に緊張し、不安でした。
経験不足からくる戸惑いがあったかもしれませんが、先生方やPTA役員の方、保護者の皆様の支えがあったおかげで、無事に任期を終えることができました。
この1年間、本当にありがとうございました。
これからもPTA活動への変わらぬご協力をお願い致します。
学年末のPTA会長挨拶例文【4】
いつもPTA活動へのご協力、誠にありがとうございます。
PTA会長としての一年間がもうすぐ終わります。
私は「三本の矢」の故事が好きで、団結の力でどんな困難も克服できるという教えを、私たちの活動にも活かせると信じています。
子どもたちがお互いを支え、共に成長していく姿を願い、この挨拶を心からの感謝を込めて贈ります。
経験の浅さからご迷惑をおかけしたこともあるかもしれませんが、皆様のご支援に深く感謝しております。
この一年間、本当にありがとうございました。
今後ともPTA活動に対するご理解とご支援をよろしくお願いします。
PTA役員就任時の広報挨拶文の執筆のコツと例文集【まとめ】
PTA役員に就いたことがある方も、これから就任する方も、PTA総会や広報誌での挨拶は少し緊張するものです。
しかし、適切な執筆方法を知っていれば、そう難しくはありません。
挨拶文の基本構造を理解しておくことで、整理された挨拶が可能になります。
挨拶の開始、自己紹介、希望や目標の共有、そして締めの言葉、この4点を含めることが大切です。
内容を長くするより、明瞭で簡潔にまとめることが重要です。
ここで紹介した例文を参考にして、印象に残る挨拶文を作成してみてください。