家族や友人が集まる特別な日には、ケンタッキーフライドチキンを楽しむことが多いですよね。
誕生日やクリスマスなどのイベントでよく購入するものの、少々お値段が高めです。
そこで、自宅で似たフライドチキンを作れないかと思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自宅でケンタッキー風フライドチキンを上手に作る方法と、その美味しさの秘密をご紹介します。
自宅で挑戦!ケンタッキーの味を再現するスパイスは?
ケンタッキー特有の味わいを家で再現するのは難しいですが、不可能ではありません。
広告で知られる11種のスパイスが使われていて、その複雑な組み合わせがポイントです。
意外と簡単にそのスパイスの秘密が明かされることもありますが、特殊な圧力フライヤーを使用しているため、完全に同じ味を出すのは困難です。
残念ながら、その圧力フライヤーは家庭用ではありませんが、ちょっとした工夫で似たような味わいは再現できるかもしれません。
ケンタッキーフライドチキンの正式なレシピはまだ公開されておらず、会社の高層部にしかその詳細は知られていません。
数年前、サンダースの甥が記者に家族のアルバムを見せた際、レシピが書かれたメモがアルバムから見つかったという話がありました。
その手書きのメモには、11種のスパイスとその分量が記されていました。
以下はそのスパイスのリストです。
・チリパウダー
・セージ
・乾燥バジル
・乾燥マジョラム
・白胡椒
・塩
・パプリカパウダ-
・オニオンソルト
・ガーリックパウダー
・グルタミン酸ナトリウム(味の素)
しかし、ケンタッキーフライドチキンの本社は、このレシピが間違いだと完全に否定しています。
会社側は、たとえそれが本当のレシピだとしても、公式には認められないと述べています。
このレシピの真実は、一体どうなのでしょうか?
一部の情報によれば、オールスパイスがフライドチキンを美味しくする秘訣の一つだと言われています。
実際、私が家でケンタッキー風フライドチキンを作る時も、オールスパイスを加えています。
アメリカと日本でフライドチキンの味が異なることはよくあります。
日本のテレビ番組で紹介されたレシピでは、8種類のスパイスが使われていましたが、それは11種のスパイスとは違っており、生姜や白黒の両方のコショウが含まれていました。
自宅で作るケンタッキー風フライドチキン!簡単レシピで再現!
テレビで見た8種類のスパイスと自分で選んだ3種類を使って実際に作ってみると、非常に美味しいフライドチキンができました。
このレシピを使うと、鶏肉が非常に柔らかく仕上がります。
通常、鶏の胸肉は乾燥しやすいですが、この方法を使えば胸肉でもジューシーになります。
子供向けには骨なしの胸肉を使い、大人向けには手羽元を使っています。
【 材料 】 (子供向けは味付けを半分に調整)
・卵 1個
・牛乳 200cc
・小麦粉 200g
・塩 20g
・白コショウ 小さじ1
・黒コショウ 小さじ2
・オールスパイス 小さじ3
・チリパウダー 小さじ1
・ガーリックパウダー 小さじ3
・ジンジャ-パウダー 小さじ3
・セージ 小さじ2
・乾燥マジョラム 小さじ2
・乾燥タイム 小さじ2
・パプリカパウダ- 小さじ2
【 調理手順 】
2. 手羽元の余分な水分はキッチンペーパーで拭き取り、卵と牛乳の混ぜ合わせた液体に浸します。
3. そのままボウルに1時間置いておきます。
4. その間に、衣の材料(小麦粉を含むすべて)を別のボウルに入れておきます。
5. 材料が均等に混ざるようしっかりと混ぜ合わせます(均等に混ぜないと味がムラになります)。
6. 手羽元を取り出し、衣をしっかりとまぶします(より濃い味が好みなら衣を二度つけます)。
7. 160℃の油で約8分間揚げます(この間、オーブンを180℃に予熱します)。
8. 手羽元がきれいなきつね色になったら油から取り出します。
9. オーブンに入れて、5分から10分焼きます(肉の大きさにより、4分ごとにオーブンを開けて確認します)。
10. 手羽元の皮がカリカリになっているかを確認します。
11. 200℃の油で再度揚げます。
12. 手羽元が濃いきつね色になったら、網の上で油を切ります。
13. しっかりと油を切ったら、完成です。
※手順11での再揚げは、手順10での色が薄いために行います。
今回はオーブンを使用して調理しましたが、この方法が最も柔らかく仕上がります。
また、スパイスについては、多くの種類を用意する必要はありません。ハーブ系はクレイジーソルトで代用できます。
ケンタッキーは使用する鶏肉にもこだわっているため、完全なコピーは難しいですが、非常に近い味を再現できます。
ぜひ試してみてください!
ケンタッキースタイルのフライドチキンレシピの秘密【総括】
この記事で、ケンタッキースタイルのフライドチキンの作り方をご紹介しました。
非常に美味しいので、ぜひこのレシピを試してみてください。
使用する材料はどのスーパーでも手に入る一般的なものばかりです。
スパイスの量を調整し、お子様が食べやすいように味を薄めることもできます。